2020年
2020年2月以降
これ以降はオンラインで協同の研究活動を行っています。新型コロナが収束し共同研究が再開されるまでの活動については、蓑輪顕量教授を研究代表者とする挑戦的研究(開拓)「仏教学・心理学・脳科学の協同による止観とマインドフルネスに関する実証的研究」の実績報告書に委ねます。
1月23日から30日
東インドのオリッサ、ナーガールジュナコンダ、アマラバティにて玄奘三蔵の足跡を調べ、この地の密教の影響を実地調査しました。成田着と同日、中国武漢からチャーター機が羽田に到着しました。
2019年
11月4日から10日
ベトナムの各研究機関を訪問しました。なかでもマインドフルネス心理学にとって重要なティク・ナット・ハン(Thích Nhất Hạnh)がフランスからベトナム・フエの寺院に帰っているとの情報を得て、その寺院を訪問しました。しかし、彼はウイルスを厳重に遮断して住まう建物の中にいて外部の人と非接触を護っていたので、その建物の前で写真を撮りました。その時期に現在のウイルスの世界的蔓延(パンデミック)を察知していたのかもしれません。
9月12日と13日
大学仏教青年会連合の企画として、鶴見の総持寺にて曹洞宗の座禅の実習を行いました。
5月9日
ドイツ・ハンブルク大学にて、世界に現存する写本に関する文系理系の垣根を越えた研究の取り組みを視察しました。
3月30日と31日
奈良春日野国際フォーラムにてシンポジウム「止観・マインドフルネス研究最前線」を行いました。また、元興寺禅室にて「上座部仏教から大乗仏教へ」座禅・瞑想体験を行いました。
2月19日
シドニー大学の心理学研究室にて研究状況の視察を行いました。
2月17日
オーストラリアのウナンデッラ(Unanderra)にあるNantien Instituteにて、仏教学とマインドフルネスの研究状況を視察しました。
2018年
12月5日
中国の峨眉山仏学院にて講演を行いました。
12月2日
中国広州市の中山大学にて、唯識教学の玄奘と法相教学の伝える安慧について発表を行いました。
7月12日
カナダ・バンクーバーのブリッティッシュ・コロンビア大学(国際サンスクリット学会)にて、西インド・ヴァラビーのスティラマティ(Sthiramati)が註釈家スティラマティ(Sthiramati)や法相教学の安慧と別人であることに関する発表を行いました。
2018年4月から2021年3月まで
挑戦的研究(開拓)「仏教学・心理学・脳科学の協同による止観とマインドフルネスに関する実証的研究」において定期的研究会を行っている。
2017年
12月2日
中国の杭州市にある杭州仏学院にて唯識文献の二つの傾向という内容で基調講演を行いました。
10月2日
ドイツ・ハンブルク大学のドルジ・ワンチュク(Dorji Wangchuk)教授とオルナ・アルモジ(Orna Almogi)博士とインドおよびチベット仏教に関しての研究会を行いました。
9月7日と8日
瞑想修行の実践体験をもとに仏教を見るべきという当研究所の考え方に則り、大学仏教青年会連合企画をサポートしました。学生主導の一泊で行う企画ではインド(ハタヨーガ)、バングラデシュ(歩行禅など)、タイ(サマタ)、台湾(法要で行う経典読誦など)のエキスパート(僧侶も含む)、そして日本の臨済宗僧侶による公案禅などを実習しました。当研究所では、学問としての仏教学に偏りがちな仏教青年会の雰囲気を、より広い分野の学生にも広げ、考古学、歴史学、美術史ないし脳科学とマインドフルネスなど自然科学分野にいたる学問分野、さらには一般の方々へと幅広い層に仏教への関心を広げて頂きたいと祈念しています。
6月26日
当研究所の研究員もお引き受け頂いている東京大学インド哲学仏教学研究室の蓑輪顕量教授に「仏教の瞑想とマインドフルネス」という内容でご講演を頂きました。
4月14日
東京大学のインド学仏教学研究室の先生方と大学院生および学部生がお見えになり、現在の研究室の状況などを伺いました。当研究所でも研究会が出来ればと希望しました。
3月15日
韓国の中央僧伽大学校の崔鍾男教授と瑜伽行唯識思想についてと現在の韓国の仏教研究の状況についてお話しをしました。
2月14日
中国のラルン五明仏学院の円焔法師と通訳の円環法師と瑜伽行唯識思想についてお話しをしました。
2016年
12月7日
関東サンギーティの会を当研究所で行いました。当日は京都や北陸、東北など遠路からも集まり、高野山真言宗、真言宗豊山派、天台宗、浄土真宗の僧侶の他、仏教学、文化人類学の研究者、さらに一般参加者も加えて「死すること、そして生きるということ」をテーマとして活発な議論が行われました。
11月17日から19日
オックスフォード大学オールソールズカレッジにおいてアーチャールヤ・ディヴァーカル(Diwakar Acharya)先生と共同研究を行いました。写真は大学主催のGuest Nightに出席した際の写真です。
10月6日
ハーバード大学にて、私たちは普段ものを見ているのではく、自分の作り出した概念を見ているに過ぎないという講演を行いました。お金(株券などよい例)や地位や名誉も概念です。明日には消えているかもしれないのに、それを血眼になって追い求めている迷いの世界にいる私たちの心の問題につながるものでもあります。
9月15日と16日
オーストリア科学アカデミーのアン・マクドナルド(Anne MacDonald)博士を迎えて大乗仏教唯識派と中観派との思想の相互関係についてのワークショップを行いました。
9月5日
台湾の輔仁大学教授 陳敏齢先生と当研究所で阿弥陀信仰についての研究会を行いました。
8月27日
ハンブルク大学名誉教授ランベルト・シュミットハウゼン(Lambert Schmithausen)先生宅で唯識理論のマナスについて共同研究を行いました。
7月2日
サンギーティの会と共同で空などをテーマとして京都にて座談会を行いました。
4月1日
台湾の国立政治大学にて瑜伽行唯識思想と論師スティラマティについての講演を行いました。
3月3日
オックスフォード大学教授アーチャールヤ・ディヴァーカル(Diwakar Acharya)先生が当研究所で経典を読誦し、録音を行いました。