西洋文明はギリシャ・ヘレニズムの昔から自己の確立を基調にしています。西洋の心理学は精神疾患の患者の自己回復などの視点から精神分析を行うことから出発しています。仏教は無我を基調としています。無我とは自己を捨てることではありません。今の自分がどのような状態かをジッと見つめ、自分勝手に描いてきた自己像が本来の自分と合っているのかを悟る瞑想の実践修行に基づいて、こころの平安を目指すのが仏教の基本姿勢です。これを西洋の心理学に対して仏教心理学と呼びます。
2020年2月以降はオンラインで協同の研究活動を行っています。新型コロナが収束し共同研究が再開されるまでの活動については、蓑輪顕量教授を研究代表者とする挑戦的研究(開拓)「仏教学・心理学・脳科学の協同による止観とマインドフルネスに関する実証的研究」の実績報告書に委ねます
西洋文明はギリシャ・ヘレニズムの昔から自己の確立を基調にしています。西洋の心理学は精神疾患の患者の自己回復などの視点から精神分析を行うことから出発しています。仏教は無我を基調としています。無我とは自己を捨てることではありません。今の自分がどのような状態かをジッと見つめ、自分勝手に描いてきた自己像が本来の自分と合っているのかを悟る瞑想の実践修行に基づいて、こころの平安を目指すのが仏教の基本姿勢です。これを西洋の心理学に対して仏教心理学と呼びます。
筑波大学の複合系リサーチユニット「こころのダイナミックス:実践修行に基づくこころの学際的研究」とリンクしています。2018年より科学研究費 挑戦的研究(開拓)「仏教学・心理学・脳科学の協同による止観とマインドフルネスに関する実証的研究」(研究代表者:蓑輪顕量)を取得して共同研究を進めています。詳しくは「基本理念ページ」をご覧ください。